似顔絵師 浜田こと(koto)
caricature artist
- 日本似顔絵アーティスト協会所属
- 日本似顔絵検定協会/公認似顔絵師/似顔絵検定1級
- キットパスインストラクター
千葉県在住、1980年生まれ、神奈川県出身。似顔絵師歴 5年目(2023年現在)。イベント出店を中心に、年間1,000人以上の似顔絵を描く。顧客からは、手にとるだけで思わず笑顔になってしまうと好評。国内外問わず、言葉の壁を超えたコミュニケーションツールとして、似顔絵の楽しさを広めていくことを目指している。
<経歴>
女子美術大学短期大学部卒業後、大手アパレルにデザイナーとして就職。転職後は、販売職、企画職、子供服デザイン職などを経て、出産。あるとき、イベントで似顔絵を担当したことをきっかけに、カリカチュアジャパンのプロ養成コースを受講。2019年、似顔絵師に転身。現在に至る。
<受賞歴>
- 2024年 似顔絵世界大会「ISCA con 32」 立体似顔絵部門 2位
- 2023年 日本似顔絵アーティスト協会主催JAPANGRANDPRIX2023 似顔絵日本大会・作品賞2位
- 2022年 日本似顔絵アーティスト協会主催 似顔絵エキスポ/大阪府立大学観光産業戦略研究所所長賞
- 2020年 オンライン似顔絵竜王賞・優勝
<メディア掲載歴ほか>
- 2024年4月27日 株式会社地域新聞社運営サイト「チイコミ!」に掲載
- 2024年3月1日 株式会社千葉日報社『千葉日報』紙面に掲載
- 2024年2月29日 株式会社 朝日新聞社『朝日新聞』地域総合紙面に掲載
- 2024年2月15日 千葉テレビ放送株式会社『チバテレ+プラス』に出演
- 2024年2月15日 船橋市発行『広報ふなばし』No.1587に掲載、船橋市魅力発信サイト『FUNABASHI Style』に掲載
- 2024年2月14日 千葉県船橋市 松戸徹市長に表敬訪問 似顔絵世界大会受賞の報告
- 2023年12月19日 千葉県八千代市 服部友則市長に似顔絵贈呈
メッセージ
私は、自分のことが、嫌いでした。
自分の顔に、コンプレックスがあったからです。
目はつり上がっているし、面長だし、鼻の下も長く…いいところなんてないと思っていました。
何をやっても「自分なんて、どうせダメだし…」と、自分で自分をおとしめる毎日。
いわゆる自己肯定感が低い状態です。
そんな私に転機が訪れました。
それが、似顔絵です。
もともと、デザイナーとして働いていたこともあり、絵を描くのは大好き。
あるイベントで「似顔絵を描いてほしい」と言われたことをきっかけに、似顔絵の楽しさにハマり、プロ養成コースを受講することになりました。
私の習っていた似顔絵は、見たものをそっくりそのまま、模写するのではなく、デフォルメ(誇張)して描くタイプのものです。
特徴的な箇所を、ちょっとだけ大げさに描きます。
すると…自分の顔が最高の被写体であることに気づきました。
- つりあがった目
- 面長の顔
- 長い鼻の下
・・・すべてが特徴的!
鏡にうつった自分を見ているときよりも
似顔絵の被写体として客観的に見ることで
いままで見えていなかったものが、見えてきたようで
一気に視界がパァーーー!っと明るくなるのを感じました。
まるで生きている世界が変わったみたいに。
似顔絵のことも
あんなに嫌いだった自分のことも
大好きになった瞬間です。
だから、私のように自分のことが好きになれない方のためにも
『大丈夫!好きになれるよ!』という思いのもと
絶対に似顔絵師になろう!と、心に決めて、いまがあります。
似顔絵のいいところは、笑顔の連鎖が生まれるところではないでしょうか。
描いている私も、描かれている人も、そしてその様子を眺めている方も、誰もが笑顔になります。
しかめっつらで描いている人は、見たことがありません。
なにより完成した似顔絵を手にしたときの、なんとも言えない優しい微笑みが
本当に本当に愛おしくて、毎回、涙が出そうになるんです。
中には、以前の私のように、自分の顔が好きになれないお客様もいらっしゃいました。
でも、完成した似顔絵によって、自分を好きになれたという感想もいただいています。
誰だって、自分にしかないオンリーワンの素材を持っている。
誰と比べるものではないし、自分だけのもの。
そのことを可視化して、あなたのここがチャームポイントなんだよ!と、表現できるのが似顔絵のいいところです。
もし、自己肯定感が低いと自覚があるのでしたら、私の似顔絵をどうぞ!
自分のことが大好きになるきっかけづくりになるはずです。
そして、そっくり人形は、そんな愛しい自分の似顔絵を、抱きしめられる存在にしたもの。
お人形にすることで、触ったり撫でたりできますよね。
それによって、自分の過去の傷が癒やされていくような感覚を味わえたり
自分で自分を大好きだよ!と言ってあげられたり…
ハッキリ言って、いいことしかありません(笑)
私も、自分のそっくり人形にむかって、過去のことを謝りました。
「嫌いだなんて言って、ごめんね」
いまは「大好きだよ!ありがとう!」と、話しかけています。
似顔絵を通じて、自分を大好きになる感覚。
あなたも、味わってみませんか?
浜田こと(2023.6)